お出かけ

レインコート

スタバをあとにしてそのまま公園まで散歩しようと思ったが、どうも雨が降りそうな気配だったのでいったん車にもどりレインコートを着用し、ふたたび公園をめざして歩く。街の人々の多くは片手に傘をもちながら足早に目的地へとむかっていた。公園までの道中に雨が降ることはなかったけど公園にたどり着いてしばらくすると雨がぽつぽつと降りはじめてきた。それはときに激しく音をたて、ときに繊細なシャワーのように空中を漂っていた。ひとくちに雨といってもいろんな降り方があるもんだなと、あたりまえのことを今さらながら実感する。池の水面には赤いスイレンがひっそりと浮かんでいた。巨大な葉っぱにまわりをおおわれていてその姿を認識するまで時間がかかってしまった。この池にはハスも咲くことからおそらくハスの葉なのだろう。葉の茎をちぎればちょっとした傘がわりにもなりそうなくらい大きな葉だった。レインコートを着ていたおかげで雨のなかでも快適に、順調に歩を進めることできた。あいにくの天気ではあったけど、公園内の樹々は新緑に満ちていて生き生きとしていた。ときおり地面に大量の白い花が落ちていた。アカシアだろうか、ちょっと名前がわからない。また紫陽花もぽつぽつと花をつけはじめていた。こちらも白い花だけど、おそらく成長するにつれて青とか紫とかそういう色に変わるはず。小粒な花をしげしげと見つめると、うっすらそのような色を帯びているのだ。今日の天気に紫陽花は絶好の絵面だったが残念ながら少しだけ時期尚早だった。まあ今月の末ごろにはきっと満開になっているだろう。ところでCOMOLIのレインコートは薄くてペラッペラだけどしっかり水を弾いてくれて、それでいて通気性もよくじめじめした蒸し暑い雨の日でも快適に着つづけられる。左右にポケットもついていて、いや正確にはポケットではないのだけど(貫通しているのだ)ここに手をつっこむとちょうどパンツのポケットにアクセスできる仕様になっており利便性がハンパない。ちなみにパンツの後ろポケットにもすんなり手がとどくほど余裕のあるポケット(というか切りこみ)です。またフードの先にはワイヤー?が仕込まれており、これがフックのように頭部に引っかかってくれる。なので風が吹いてもフードが後ろにズレないし、暑いときは第1ボタンや第2ボタンを開けたままでもしっかり頭の定位置で留まってくれる。ただ僕は雨の日にキャップをかぶることが多いので、あくまでその状況下での感想にはなるが。でもキャップなしでもフードが、とくに両サイドがタイトめな作りだから風で飛ばされることはないと思う。いずれにせよ、これほど優秀なレインコートは初めてだ。シルエットもロングコートを羽織っているみたいにゆったりで、しかし軽やかでふわりとした適度な肌との距離感をたもってくれるから雨天のじめじめする不快感も少ない。僕はいままでコンビニの合羽を着ていたけどポケットもなければ通気性もゼロだしフードも第1ボタンまできっちり閉めないと(おかげでめちゃくちゃ暑い)すぐ風で後ろに飛んでいく。なので雨の日はおおかた不快になることを承知で散歩に繰りだしていたのだが、いまではすっかり雨の散歩が好きになった。さすがにどしゃ降りの日は家で大人しくしているが(あるいはコンビニの合羽を着て家をでるか)、軽めの雨ならCOMOLIのレインコートで十分だ。次はどしゃ降り用のレインウェア(セットアップ)とか発売されないかな。

新緑
白い花
レインコート
レインコート
葉
白い花

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