冬の寒いイメージを表現するために、Photoshopを使って雪を降らせたいという方は多いのではないでしょうか?
そんなときはブラシを使えば簡単に雪を降らせることができます。というわけで、今回はPhotoshopのブラシで自然な雪を降らせる方法をご紹介します。
「雪の降る日に写真を撮ったけどあんまり写ってなかった」というときにも便利です。
Snow Brushを使う
まずは雪のブラシをPhotoshopにインストールします。今回は以下のSnow Brushというブラシを使います。
ブラシのインストール方法は以前ご紹介したので、わからない方は是非参考にしてみてください。
Photoshopのブラシの読み込み方(.abrファイルの追加方法)について
まずは雪を降らせたい画像をPhotoshopで開きます。
Snow Brushをインストールすると、このようなブラシが追加されるので、これを選択します。
続いて新規レイヤーを作成します。上部メニューから「レイヤー」→「新規」→「レイヤー」を選択します。Macでのショートカットキーは「shift + command + N」です。
ブラシの直径を任意の値に調節したら、画像に雪を描いていきます。全体のバランスを見ながら描きます。
画像にもよりますが、ここではちょっと雪が白すぎて不自然だったので、レイヤーの不透明度を70%に変更してみました。
しんしん降る雪を表現したい場合はこれだけでもOKですが、今回はもうちょっと風が吹いているイメージにしたかったので、また新規レイヤーを作成します。
新しく作ったレイヤーに、また雪を描いていきます。先ほどと同様に不透明度を70%に設定しました。そして風を表現するために、ぼかしを使います。上部メニューから「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(移動)」を選択します。
角度と距離を設定します。どの方向から雪を降らすか(角度)、どのくらいの速度で雪を降らすか(距離)を画像を見ながら調節していきます。ここでは「角度:45、距離:6」にしました。
最後にこれらのレイヤーを統合して完成です。最初の画像と比較すると、こんな感じになります。
というわけで、Photoshopで雪のブラシを使って自然な雪を降らせるやり方でした。写真に雪を追加したいという方は、ぜひ試してみてください。