LightroomでRAW画像をJPEGなどで書き出す際に指定した位置に著作権を表示させたい場合があるかと思います。そんな時はLightroomにある透かしエディターで好きな透かしを編集して設定しておくことをオススメします。この設定をしておくことで画像を書き出す際に自分が設定した著作権を、指定した位置に表示させることができます。ということで、今回はこの「透かし」を設定するやり方をご紹介します。
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透かしを編集
まずは透かしを編集するための設定画面を開いていきたいと思います。ちなみに僕の環境はMacなのでWindowsの方は若干やり方が違う部分があるかもしれません。
Lightroomを起動したら、上部メニューの「Lightroom」→「透かしを編集…」をクリックします。
すると、「透かしエディター」という以下の画面が表示されるので、ここで透かしを編集していきます。
画像の下にあるテキストボックスに表示させたい著作権のテキストを入力します。
右メニューからは、テキストオプションや透かしの効果を設定することができます。
テキストオプション
テキストオプションでは、フォントやスタイル、行揃え(左・中央・右)、カラーを設定できます。また、テキストにシャドウをつけることができ、シャドウの不透明度、オフセット、半径、角度を調整することができます。
透かしの効果
透かしの効果では、テキストの不透明度を変更したり、サイズやテキストの挿入位置、基準位置を決めることができます。
例えば、サイズのバーを左右に動かすと、テキストのサイズが変化します。右に動かすと大きくなり、左へ動かすと小さくなります。
挿入位置では、テキストの位置を変更することができます。デフォルトでは画像内の一番左下に設定されています。数値で表すと、この状態が0(基準値)となります。
基準位置では、基準となる大まかな位置を決めることができます。全部で9カ所あります。
- 左上
- 左中央
- 左下
- 中央上
- 中央
- 中央下
- 右上
- 右中央
- 右下
ちなみにデフォルトでは左下に設定されていますが、書き出す画像に合わせてその都度、最適な位置を選択していきます。
出来上がったら、右下にある「保存」をクリックして、プリセット名を決めて新規プリセットを作成します。
で、書き出したい画像を選択して書き出しの画面を表示させます。下の方に行くと「透かし」という項目があるので、それにチェックを付けて先程作成したプリセット名を選択します。
実際に書き出してみると、こんな感じでちゃんと入っています。
とても便利ですね。これならLightroomで画像を書き出した後にわざわざPhotoshopなどで著作権を入れるといった作業がなくなります。簡単な著作権表示でいいなら、ぜひ透かしを設定しておくことをオススメします。
ブログなどで撮ってきた画像をアップする時なんかは書き出しと同時に著作権表示を入れることができるので、覚えておきたい機能ですね。以上、Lightroomの透かしを編集して著作権を表示させるやり方についてでした。