けっこう前にReederというRSSリーダーアプリがバージョン4にアップデートされたんだけど、有料だったしReeder 3でも問題なかったしで最近までスルーしていた。けれどiPhone 11 Proへの買い替えをきっかけに、Reederも心機一転してみることに。新しいReederはきっと使いやすく刷新されているんだろうと、胸を高まらせながら自分のiPhoneに迎え入れた。
ぼくは今までReeder内の記事を右スワイプしてPocketに保存する設定をしていて、あとでまとめてPocket側で記事を読んでいたんだけど、Reeder 4ではどこを探してもPocketへ送るセッティングらしきものが見当たらない。なので最初はあきめて右スワイプをデフォルトの状態(Safariのリーディングリストへ送る)のままにして、慣れないSafariで必死に日々の情報を消化していた。もちろん無理にSafariを使う必要はないのだけど、いずれはiPhoneもMacもSafariだけでブラウザを統一できたら重いアプリを入れなくて済むのでいいよなあという目論みがあり、そしてそのための第一歩としてまずはSafariに慣れるために使ってみたわけだけど、ChromeのPocketを何年も使っているぼくにはこれがまた一向に慣れる気配がない。特に「command + option + 左右矢印」のタブ切替ができないのがつらい。ちなみにSafariでは「shift + command + [または]」なんだけど、どうしても覚えられないんだよな……。なんか直感的に矢印の方がいいじゃんっていう気持ちが強くてどうしようもない。
Pocketで元ページを開くときには(ぼくは99%オリジナルサイトに行って読む)3記事くらいポンポンと表示させて(ショートカット:O)、ローディング中にこのタブ切替でPocket画面に戻り、その3記事を既読(アーカイブ)にする(ショートカット:A)。その後、読み込まれた3記事を順番にチェックしていき、Pocket内の記事がなくなるまでこれを繰り返す。こんな感じでPocketに追加した記事をせっせと消化するんだけど、Safariではこの一連の流れがせき止められてしまうのだ。
そんなわけで、これはもう限界だと感じふたたびReeder 4の設定画面とにらめっこ。そして本日ようやく解決することができました(やった!)。せっかくなので、以下そのやり方を書いておく。同じ悩みをかかえている人がいるかもしれないので……(ぼくだけだったらごめんなさい)。
まずはReeder 4で最初の画面を表示させ、右上の「+」をタップする。
すると真ん中らへんに「Pocket」が出てくるのでここを選択。
Pocketのログイン画面が表示され、自分のアカウントにログイン。そしたらPocketの設定画面に移行するので任意のセッティングを行う。
ちなみにReeder 4ではPocketに保存された記事をReeder内でチェックできるんだけど、単純にそれはPocket側で見るからいいやっていう人は「Use for sharing only」を有効にすれば、Pocketへの保存専用として機能するようになる。ぼくは保存だけで十分なので、こちらの設定にしてる。
続いて、また最初の画面に戻り右上の「+」をタップする。
「Gestures」を選択。
Gestures画面ではスワイプをしたあとのアクション設定が可能だ。「Swipe right」は右スワイプを、「Swipe left」は左スワイプをした時のアクションが決められる。例えば右スワイプをした時にPocketへ送りたいなら「Add to Pocket」を選べばいい。このように、ぼくも右スワイプでPocketに保存できるようにした。
これでReeder 3の時と同じフローで記事を消化できるようになった。いやあ、半分あきらめていたけどなんとか以前と同じセッティングにできてよかった。でもそのおかげでChromeに戻っちゃったんだけどな。いつかSafariだけで問題なく過ごせる日が来るのだろうか……。少なくとも当分はまだChromeのお世話になりそうだ。