GIFアニメーションというものを今まで作ったことがなかったので、今回これに初挑戦してみました。使用したのは「PicGIF Lite」というMacアプリで、無料にも関わらずとても簡単にGIFアニメーションを作成できます。有償版もあるので、今後もっと高機能なものが必要になったらこちらも試してみる予定です。PicGIF Liteでは画像や動画を読み込むだけで、ほぼ何もすることなくGIFアニメーションができちゃいます。「GIFアニメーションを作りたいけど手間がかかることはしたくない」という人にこそ、使ってほしいアプリです。
PicGIF Liteの使い方
PicGIF Liteでは画像か動画を元にGIFアニメーションを作成します。起動するとまず「ビデオの追加」か「写真の追加」を選択する画面が表示されるので、動画から作りたい場合は「ビデオの追加」、画像から作りたい場合は「写真の追加」から任意のファイルをアップします。ファイルを直接ドラッグ&ドロップしてもOKです。ここでは動画を元に作っていきます。
ファイルを追加すると自動でフレームが抽出されます。読み込んだあとは最後尾のフレームが選択された状態になるので、先頭へ移動したい場合は左矢印ボタンをクリックします。
画面上部には再生ボタンがあり、ここから実際の動きをチェックできます。デフォルトだと動きが速すぎてちょっと忙しない感じがしたので、右側にあるフレーム遅延時間を100msから200msに変更しました。
スピードを調節したり必要のないコマを削減したりして、納得いく動きになったら右上にある「GIFの作成」をクリックすれば完成です。今回はサイズを4:3の640 × 480 pixelにしてみました。
このように、動画からほとんど手を加えることなくGIFアニメーションを作成できます。あまりにも簡単すぎて拍子抜けしてしまいました。
ほかにもエフェクトをかけたりサイズを変更したりシーケンスを反転させたり(逆再生)と、細かい調整もいくつかできるようになっています。ここでは動画を元に作成しましたが、もちろん複数の画像からも作成できます。
画像はJPEG、TIFF、BMP、PNG、TGA、RAW、PIC……など何百ものフォーマットに対応しているほか、動画に関してもMOV、MPEG、MP4、3GP、AVIと、こちらも一般的なフォーマットは網羅されている感じです。
直感的に使えてカスタマイズも簡単にできるアニメーションGIFメーカー「PicGIF Lite」は、MacでGIFアニメーションを手軽に作成したい人にはかなりオススメですよ。