MDTimePickerはマテリアルデザインをコンセプトにしたタイムピッカーを実装できるjQueryプラグインです。AM、PM、デジタル、アナログとシンプルながらも必要最低限の情報をしっかりと把握しやすくなっています。フォーマットやテーマなどもオプションを用いることでカスタマイズが可能です。
AM・PMの操作も簡単
以下のページからMDTimePickerの詳細やダウンロードが可能です。デモ画像も用意されています。
デモ画像にはアナログとデジタルの両方の時計が表示されていて、AMとPMを選択できるボタンも設置されています。とてもシンプルなデザインなので、操作も簡単に行えますね。
使い方に関しても特に難しい設定もなく、すんなり実装できると思います。mdtimepicker.cssとmdtimepicker.jsを読み込み、timepickerというid名を付与したinput要素(typeはtext)を記述します。
あとは下記のようにタイムピッカーを初期化してあげれば完了です。
$(document).ready(function(){ $('#timepicker').mdtimepicker(); });
オプションには下記の項目が用意されています。
- timeFormat
- format
- theme
- readOnly
- hourPadding
各オプションのデフォルト値は、timeFormatが’hh:mm:ss.000’、formatが’h:mm tt’、themeが’blue’、readOnlyがtrue、hourPaddingがfalseです。
ちなみにフォーマットについてですが、hが12時間形式でhhが24時間形式、`mmが30、tがamでttがAMといった感じになります。
そのほか、定義済みのテーマは、red、blue、green、purple、indigo、tealです。デフォルトのテーマはblueですが、変更したい場合はこの中から好きな値を指定してあげればOKです。もしテーマを指定しなかったり、ここにはないテーマが指定されたりした場合はデフォルトのテーマが採用されるとのこと。
というわけで、マテリアルデザインによるシンプルで操作性も簡単なタイムピッカーを実装できる「MDTimePicker」の紹介でした。