ホワイトチョコマカダミアドーナツ

お出かけ

ホワイトチョコマカダミアドーナツ。おちおち公園すら歩けない

自宅のコーヒー豆が尽きそうだったので散歩がてらスタバにも行くことにした。季節はすっかり冬らしくなり朝の気温は当然のように3度まで冷えこんでいた。車内のパネルには凍結注意の警告が表示されていたが先日タイヤ交換したばかりだったので安心して車を走らせる。オレンジ色に輝く朝日とそれに照らされる一面のススキがとても美しかった。スタバに到着するとこちらも店内はクリスマスムードたっぷりで冬の華やかさとあたたかさに満ちていた。今年もクリスマスをテーマとした3種類のコーヒー豆が販売されたいた。まずは定番の真っ赤なパッケージのクリスマスブレンドを購入する。サンプルにクリスマスブレンドのエスプレッソローストをもらった。どちらも僕好みの苦味にふったバランスなのでうれしい。ちなみに今そのエスプレッソローストを飲みながらこの文章を書いている。濃厚で深みのある味わいは、うすら寒い部屋でひとり静かに飲むにはぴったりなコーヒーだ。朝食にはホワイトチョコのマカダミアドーナツとドリップを注文した。ドリップはこの日、まさにクリスマスブレンドが提供されていた。こちらもこっくりとした味わいでおだやかさのなかに力強さ(何かのスパイスだろうか)を感じさせてくれた。客は僕をふくめて3人とちょうどよく、朝の心地よい落ちついた空間が形成されていた。ひさしぶりに窓ぎわに座って外を眺めながらドーナツを齧る。空は先ほどにくらべると曇っていたがところどころ青空もかいま見えるつかみどころのない天気だった。このまま雪が降ってくれたら冬らしくていいのになと思った。でも来週には雪マークがついているし、もういつ降ってもおかしくなさそうだ。冬になると窓ぎわに座りたくなるのはきっと雪が舞い降りてくることを期待しているからだろうな。それと僕は冬の人々の装いを眺めている時間も好きだ。コートにマフラーを口もとまで巻いていたりすると「ああ、冬だな」とほっこりする。街と人がつくりだす冬の季節感はなんともいえない幸福感を僕にもたらしてくれるのだ。甘くてまろやかなドーナツを完食し、苦味の強いコーヒーを飲み干したあとはいつもどおり公園まで散歩にでかける。連日のクマ出没のせいで公園はがらんとしていた。いつも歩く遊歩道はおどろくほどの枯れ葉の量で埋めつくされており、それはもはや季節による道路封鎖のようなものだった。今さらだけどこんな誰もいない場所を一人で歩いて大丈夫だろうかと心配になったが、その心配は徐々に怒りとも悲しみともいえるなんともいえない感情に変わった。人間は宇宙まで行けるようになったのに、どうしてまともに公園すら歩けないのだろう。コロナで外出をはばかられ、今度はクマのせいで人々は恐怖でまともに外を歩けない。本当に今は2025年なのだろうか? 文明の発展とは何なのだろう? 縄文時代じゃあるまいし。

枯れ葉

ドラクエ1 リメイクをクリア【PS5】ドラクエ1 リメイクをクリア前のページ

最近の記事
  1. ホワイトチョコマカダミアドーナツ
  2. ドラクエ1 リメイクをクリア
  3. 餓狼伝説 City of the Wolves
  4. ドラクエ1&2
  5. ベーコンとほうれん草のキッシュ
PAGE TOP