朝は5分咲きくらいの桜だったがお昼ごろには満開に近づいた。もちろん木によってはまだ遅いものもあるがほとんどの木できれいな花を咲かせていた。このまえまでツンツンした緑色の芽だったスイセンもパッと視界が晴れるような黄色い可憐な花びらを嬉々として広げていた。ピンク色の桜と黄色いスイセン、その横にはより明確なピンク色をしたバラの花もたくさん咲いていて本日はとても春らしいお日柄だった。ただ花粉だったり黄砂(ニュースだと明日か明後日だったかな)だったり春はなにかと愉快とはいいがたい粒子が飛んでくるのでマスクを手放せない。はやくこのカラッと晴れた空気をおもいっきり吸ったり吐いたりしたいのだけど、あまり調子にのってそれを行うと夜の鼻づまりという地獄が待っているのでおとなしく本日もびっちりマスクをつけて歩いていた。でもそろそろ花粉も終わりに近づいているみたいだしマスクも今月いっぱいかな? まあ街の様子はいまもマスクをしている人が多数派だとは思うけど。今後は状況に応じてマスクの着脱をしながら、やはりできるだけ目立たないように生活したい。ふとブロック塀に目をやると一匹のミツバチがじっと身体を休めていた。これだけあちこちにいろんな花が咲き乱れると蜜の集めがいもあるのだろう。おそらく朝から働きづめでここでしばらく体力を回復させていたのかもしれない。ハチと一緒に僕も少しだけ水を飲んで休憩し、ふたたび散歩へ繰りだした。澄んだ青空と満開の桜の組みあわせはいつ見ても心がわくわくするなあ。