先日ソニーのグラスサウンドスピーカーを購入したんだけど、今回はこれにあわせて無印のお香を購入した。夜にこのスピーカーで音楽（と照明）を聴きながらお香でゆらめく煙、そしてそのときの気分にあわせた香りを手軽に楽しみたいと思ったからだ。で、ほどよい灯りと香りにつつまれながらソファでゆっくりKindle Oasisで読書に耽る。まさに僕の理想的な夜のシチュエーションといえるだろう。ただテーブルにお香をおくと意図しない方向に煙が流れていくので（たまに自分に向かってきたりすると困る）置き場にちょっと悩んでいる。エアコンの関係でなかなか「ここだ」という場所を見つけられていない。サーキュレーターなんかを導入して風の流れを意図的につくりだせればいいのだけど、そのためにサーキュレーターを買うのもどうかと思うしなかなか難しい。ちなみにお香アイテムはぜんぶ無印で統一しました。といっても揃えたものは3点で、フレグランストレー、磁器の香立て（丸型）、そしてお香です。お香はスティックタイプとコーンタイプがあるんだけど、僕はスティックタイプにした。ちなみにこの香立てがすごく優秀で、スティックタイプをさす場合は表面がつるつるした方を上にして、コーンタイプを置く場合は凹凸面を上（つるつるした方を下）にする。つまりこの香立てひとつあればスティックタイプとコーンタイプの両方に対応できるわけです。なので機会があればコーンタイプも試してみたい。お香にはいろんな種類が用意されていて僕は「ひのき」と「白樺」と「カモミール」の3種類をとりあえず購入した。ちょうど今ひのきを焚きながらこの文章を書いてるんだけど、ウッディな香りがとても落ち着く。お風呂に入りながらこれを焚けば檜風呂のような感覚になれるのだろうか？ まあそれはさすがにやらないと思うけど、その日の気分だったり天気だったり時間帯だったりにあわせて部屋の香りを手軽につくりだせるのはなかなか豊かなことだなと感じた。なんでもっと早くこういう楽しみ方を実行しなかったんだろう？ そういえば去年は休日によく外出していたせいでゆっくり丸一日家で過ごすことをしてこなかった気がする。そんなこともあり今年は家で過ごす時間をもっと充実させたいという気持ちが無意識下で働き、それがこういうアイテムにあらわれたのかもしれない。グラスサウンドスピーカーだってただのスピーカーではなく「灯り」に大きく惹かれたわけだから、今後もこういう家電だったり家具だったり雑貨なんかをちょいちょい集めながら理想的な部屋をつくりあげていきたい。うん、そうだ。やっぱり今年は“おうち時間”にもっと力を入れるべきなのだ。といいつつ飽きたらまた遠出しまくると思うけど。
