朝起きたら雪がだいぶつもっていた。最近は道路の雪もとけてきて、このままもう春に突入するつもりでいたんだけど、やはりまだ2月（この日はまだ2月だったので）なんだな。まわりは雪におおわれて白くなり、すっかり逆戻りしてしまった。そんななか休日だったので、とりあえず散歩をするために公園へと出向く。もちろんここも雪でまっしろ。白銀の世界である。でも空はびっくりするほど快晴で、雪と青空のコントラストにおもわず目を奪われてしまった。空気も澄んでいて気持ちいい。池にはパキッと氷が張りめぐらされていて、じんわり温かみのある太陽の光を反射させていた。おだやかな休日、なんだけど、あちこち（公園や駅前など）で工事していたのでけっこう賑やかだった。気のせいかもしれないが、冬って工事が多い気がする。そういえば公園では雪かきをしている人たち（というか業者かな？）も見かけた。まあそのくらいたくさんの雪が前夜に降りつづいていたんだろう。とはいえもう3月になるので、この雪がたぶん最後になるんじゃないかな。そして梅が咲き、桜が咲き、いつもどおりの春がやってくる。僕はといえばまたカメラを片手にそんな春の花や植物たちを追い求めて休日を勤しむのだろう。白い息を吐きながら（といってもマスクをしてるのでマスクのすき間からだけど）澄んだ空気のなかの散歩も悪くないが、さすがに寒い日も飽きてきた。早く池の氷をあっという間にとかしちゃうようなポカポカ陽気の下を散歩したいなあと思う、そんな休日でした。
